日本人の平均寿命がどんどん伸びてきていますよね!
そうなると必然的にがんになる人も増えていきます。
一生のうちに2人に1人はがんを罹患するといわれていますよね。
がんは治療するよりも予防する方が大切です!
・胃がんの予防をしたいけどどうしたらいいか分からない人
・自宅で簡単に検査キットで検査する方法を知りたい人
・実際の検査キットの使用方法を知りたい人
胃がんの発症にはピロリ菌が影響するといわれており、ピロリ菌の除菌をすることが予防につながるといわれています。
リベラルアーツ大学のHPからの引用です
今はピロリ菌検査キットがネットでも簡単に手に入るようになっています。
今回、僕自身利用してみた結果を含めて利用方法をご紹介したいと思います。
どうせやるならと思い、大便を採取してピロリ菌と大腸がんの検査2種類を同時にできる検査キットを利用しました。
胃がんの予防にピロリ菌検査が必要な理由
胃がん患者の98%以上はピロリ菌感染者と言われています。
幼少期に感染したピロリ菌は発がん物質をまき散らしながら胃粘膜を委縮させます。
放置していると3割が胃潰瘍になり、また75歳までに8%が胃がんに進むと考えられています。
また生活を共にする乳幼児に感染させてしまう可能性もあります。
しかしピロリ菌を除菌することで胃がんは予防できます。
ピロリ菌検査キットの検査感度は95%を越えており、血液や尿による抗体検査より感度は高いといわれています。
※検査精度:20歳で200人に1人、60歳で40人に1人程度は感染しているのに陰性と判定されることがあります。
ピロリ菌除菌治療を行うことで胃がんを予防
ほとんどのピロリ菌感染者は抗菌剤を1週間服用することで除菌できます。
過去に服用した抗菌剤や抗生物質等でピロリ菌に耐性が出来ていたなどして除菌に失敗した場合は、抗菌剤の種類を変更して二次除菌を試みます。
2013年より除菌治療も健康保険が使えるようになりました。
しかし制度上、胃カメラによる慢性胃炎の診断が必要となり、胃カメラなしでの除菌は慢性胃炎の治療とは認められません。
そのため、胃がん予防の投薬は自費となり1万円程度の費用がかかります。
ピロリ菌の除菌により、リスクは3分の1に減少するとされていますが、中高年の方は除菌前に胃カメラで胃粘膜のチェックをされることをオススメします。
便潜血検査で大腸がんを検出できる
多くの大腸がんは出血しやすく、便が通る時の刺激などで少量の血を流します。
便潜血検査では人間の血が便に混じっていないかを調べています。
下記表のとおり、これまでの統計データでも便潜血検査の結果が同じでも、年齢によって大腸がんに罹患している確率には違いがあります。
僕の利用した業者では、100ng/ml相当のヘモグロビンが検出されると陽性と判定しているようです。
ただし判断基準は施設によってバラバラで50ng/mlくらいから陽性としている施設もあれば、150ng/mlあたりまで陰性としている施設もあるようです。
僕の利用した検査キットは定量検査のため濃度も教えてくれました。
50ng/ml以下ならどこで検査しても陰性であるレベルですし、50歳ぐらいまでは150ng/ml以下なら大腸がんの罹患率は非常に低いことが分かります。
便潜血検査が陰性の場合の大腸がんの罹患率は0.1%程度といわれています。
※40歳までの方で2万人に1人未満、50歳でも1万人に1人未満のレベルです。
早期の大腸がんでも、82%の方が便潜血陽性となります。
一回法の感度は75%程度とされています。
僕の利用した検査キットは2日分の検査がついていました。
年に1度は、便潜血検査をうけましょう!
検査方法と結果
実際の検査と手順を説明します。
まずはネットで検査キットを購入しましょう!
コスト的にセットがお得なのでそっちをオススメします!
ピロリ菌検査キットは1回分でこんな感じになってます。
便潜血検査キットは2回分あってこんな感じになってます。
便を採取しやすいように、このようなシートが2枚ついています。
便器の中にいれておいてから排便して採取する感じなので便利です。
そのまま流せる紙なので安心してください。
採取したらそれぞれ検査キットについてる採取する綿棒のような形の道具でこすりとって、あとは蓋に差し込むだけでOKです。
2日分採るのでその間保存するときは冷蔵した方がいいみたいです。
夏場だったので僕は野菜の冷蔵室にいれて保管してました笑
袋にはいれてたので大丈夫ですよ。
気持ち的には少し気が引けるかもしれませんが笑
あとは、それを下記のような申し込み用紙に記入して郵送すれば1週間程度で結果が返ってきます。
僕の返ってきた検査結果を公開します!
よかった!両方とも陰性でした!
これで一安心です。
めちゃくちゃ簡単ですよ。
がん対策はがん保険に入るのではなく予防や検診が大切
高齢化社会になり2人に1人はがんになると言われる時代です。
でもここで注意点は「一生のうちに」ということです。
ほとんどの人は60代・70代以降の話です。
まして80代などでがんになっても進行は遅く、何も治療しなくても共存しているような方もたくさんいます。
恐ろしいのは若いうちに発症したがんです。
進行が早く命に関わる可能性も高くなります。
最近は医学の進歩に伴い早期発見・早期治療で緩解できるがんも増えてきています。
日本人のがんの死亡数と罹患率は以下のとおりです。
がん死亡率~年齢による変化は以下のとおりです。
その中でも胃がんと大腸がんは以下のようになっています。
詳細気になる方は国立がん研究センターのHPをご覧ください。
この資料をみてわかるように、若いうちはがん保険に入るより60代以降の発症の予防をすることが賢明であることがわかります。
がん保険には毎月5000円払うのに、こういう検査キットを利用しない人、人間ドッグなどの定期検診を受診しない人が多いのはいかがなものかと思います、、、
がん保険に入って毎月5000円支払うぐらいなら、そのお金で今回紹介した検査キットを利用することを強くオススメします!
食習慣や運動習慣などの生活習慣の改善を図りながら、こういった検査キットや人間ドッグなどで予防や定期的な検診を行っていきましょう!
まとめ
ネットでのピロリ菌・便潜血検査キットを利用してみました。
感想としては、医療機関を受診するまでもないけど少し心配とか安心を得たいという方にはぜひオススメです!
5000円以内でできますし、ネットで購入して郵送するだけなので簡単です。
僕自身利用してみてよかったので、家族にもすすめています笑
がんは恐ろしいイメージありますが治療より予防が大事です。
今回の記事をみて気になった方は下記にリンク貼っておきますので、利用してガンの不安をなくしてしまいましょう。
それでは、また!