足もしびれてくるしヘルニアかなぁ。
腰の負担を減らすクッションとかないかなぁ。
このような悩みを解決する記事になっています。
腰にもっとも負担がかかるの長時間の座位です。
でも、仕事でデスクワークや運転をする人は、長時間の座位を強いられることも多いはず。
そのような方にとっておきのオススメのアイテムがあります。
それは、、、「ランバーサポート」です!
【ランバーサポートとは】
・座位姿勢での腰への負担を軽減
・腰椎の生理的前弯を保つ
・腰のところに当てるクッションのようなもの
この記事を読むことで、デスクワークや運転で長時間座位での腰の負担を最小限にすることができます。
ヘルニアや慢性腰痛持ちなら、使わない手はありません。
【本記事の内容】
・座位が腰へ与える負担について
・ランバーサポートについて
理学療法士として学んできた医学知識や経験も踏まえて解説していきます!
下記の文献も参考にしています。
・嶋田智明:『腰痛の病態とその理学療法アプローチ』.文光堂,2008
・林典雄:『整形外科運動療法ナビゲーション上肢・体幹』.メジカルビュー社,2014
・坂井健雄:『プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系』.医学書院,2007
・腰椎椎間板ヘルニアを持っている人
・デスクワークや運転の仕事で長時間座る人
・座位の負担を最小限にするアイテムを知りたい人
ランバーサポートとは
ランバーサポートとは
・座位姿勢での腰への負担を軽減
・腰椎の生理的前弯を保つ
・腰のところに当てるクッションのようなもの
腰椎の生理的前弯を保つ意義
・立位より座位の方が腰への負担は大きい
・腰椎の生理的前弯が腰を守っている
・生理的前弯の消失がヘルニアの発生に関与
立位より座位の方が腰への負担が大きい
・立位での椎間板内圧を100としたとき
・座位は140
・座位で腰が丸まった姿勢は185
以下の画像をみてみてください。
椎間板内圧は、座位>立位です。
つまり、座位の方が腰への負担は大きいんです。
特に腰が丸くなるとより負担が大きくなることがわかります。
腰椎は生理的前弯があることで負担を減らしている
・背骨は首〜骨盤まで連結している
・頚椎(前弯)、胸椎(後弯)、腰椎(前弯)とS字カーブを形成
・S字カーブにより背骨の負担を分散
人間の背骨はS字カーブを描いています。
腰椎部分は前弯(前へ弯曲)しており、これにより腰への負担を減らせています。
腰椎の後弯がヘルニア発症の要因となる
①腰が丸くなる
②椎間板内の髄核が後方へ移動
③椎間板からヘルニアが後方へ脱出
④ヘルニアが神経を圧迫
⑤圧迫された神経によりヘルニアの症状出現
腰椎の生理的前弯が減少し、腰が丸まった姿勢になることで、ヘルニアのリスクが高まります。
ヘルニア予防には、腰椎の生理的前弯を保つことが大切なことがわかりますよね。
ランバーサポートのメリット
・無意識下でも腰椎の生理的前弯を保つことができる
・ゲーミングチェアなどと比べて安価である
・車のシートや普段使用する椅子にも使える
無意識下でも腰椎の生理的前弯を保つことができる
意識的に良い姿勢を保つことはできます。
ただそれだと、腰に力をいれて保持し続ける必要があります。
体幹の筋力や持久力が低い方にとっては大変です。
その点、ランバーサポートを使用すれば、筋肉を使わなくても無意識に良い姿勢を保持することができます。
ゲーミングチェアなどと比べて安価である
ゲーミングチェアだと15000〜20000円程度ですが、ランバーサポートだと2000〜3000円台が主流です。
ゲーミングチェアと比べたら安価であるといえるでしょう。
もしこれで、ヘルニアや腰痛予防になるなら、コスパのいい投資だと思いませんか?
車のシートや普段使用する椅子にも使える
ランバーサポート自体は、付け替えや持ち運びが可能な商品です。
今使っている椅子や車のシートにそのまま使うことができます。
まずお試しで使ってみるということも簡単ですね!
ランバーサポートのデメリット
・種類が多くありどれを選ぶべきか分からない
・姿勢や体型によりフィッティングに個人差がある
種類が多くありどれを選ぶべきか分からない
枕と同じで、一緒で硬さや大きさなど色んな種類があります。
正直どれを選んだらいいか迷いますよね・・・
大きく分けると、腰のところのサポートだけか、骨盤まで広くサポートするタイプかに分けられます。
まずは、この2種類のどちらかで選んでみてはどうでしょうか。
姿勢や体型によりフィッティングに個人差がある
枕と同じでフィッティングに個人差があるのは否めません。
万人に良いというものは存在しません。
正直、使ってみて合うかどうかを試すしかないというのが本音です。
個人的には、比較的安価なのでまずは試してみるのがいいかとは思います。
ランバーサポートの売れ筋ランキング
レビュー数 | 512個 |
---|---|
星 | 4つ |
重量 | 1.1kg |
サイズ | 35.4 x 22.8 x 13.6 cm |
レビュー数 | 347個 |
---|---|
星 | 4.5 |
重量 | 980g |
サイズ | 約)縦38x横40-42cm |
レビュー数 | 222個 |
---|---|
星 | 4.5 |
重量 | 830g |
サイズ | 41 x 29.3 x 17.9 cm |
まとめ【腰痛予防にはランバーサポートがオススメ】
デスクワークや運転による長時間座位に気をつけよう
デスクワークで長時間の座位をとる方は、長時間の座位姿勢をやめることが一番です。
定期的に立ってトイレに行ったり30分ごとに立って歩くようにしましょう。
あとは立った時に腰をそらしたり伸びをしたりするのも有効です。
どうしても立ち上がれないときは骨盤を起こしたりだらんとしたり上下に動かす運動も効果的です。
座位姿勢を改善して腰痛を予防しよう
でも仕事中はそういうわけにはいかないですよね。
まずは、座位姿勢を良くすることが腰痛予防には大切です。
以下の画像をご覧ください。
左のような姿勢から右の姿勢に変えるだけで、絶大な腰痛予防効果があります。
腰椎の生理的前弯を保つためにランバーサポートを使おう
ヘルニアは後方に飛び出すことがほとんどで、腰椎が曲がって後ろの椎間板に張力がかかっていることが要因となりやすい。
つまり、腰椎が屈曲して生理的前弯がなくなっている座位姿勢がヘルニアの要因といえます。
ランバーサポートといわれるアイテムを使いましょう。
自然と腰椎の生理的前弯をとれるためオススメです。
それでは、また!