・ダイエットに失敗する度にリバウンドしてきた
・もうダイエットに失敗したくない
このような悩みを解決する記事になっています。
〇〇ダイエットがいいと言われる度に挑戦する。
でも結局長続きしなくて失敗に終わる。
ダイエットを失敗してきた人の大半は、考え方や方法が間違っています。
この記事では、「ダイエットが続かない原因と継続するためのコツ」についてお伝えします。
この記事の内容を理解し実践すれば、ダイエットを継続することができるようになります。
・ダイエットに失敗し続けてきた人
・ダイエットを精神論や根性論で乗り切ろうとしている人
・ダイエットを長期間継続したい人
ダイエットが続かない理由
物事を継続できない3大原因
物事を継続できない原因はいくつかありますが、大きなものを3つあげたいと思います。
継続に失敗する人の多くは、考え方が間違っている、目標設定が間違っている、イメージがができていないことが多いです。
【継続できない原因】
①継続することは我慢し耐え忍ぶことと勘違いしている
②目標設定をミスっている
③継続することで得られる結果やリターンがイメージできていない
ダイエットが続かない原因でよくある例
ではダイエットに置き換えて考えてみましょう。
①ダイエットするために、お腹が減っていても空腹に耐えてひたすら我慢する
②あと1ヵ月で5kg痩せるぞと目標を立ててしまう
③初めは体重が減って喜ぶが停滞期で継続できなくなってしまう
どれもよくある失敗ですが、根本的に間違っている考え方や方法となります。
まずこれらがなぜ間違っているのかを理解することが大切です。
一つずつ順に説明していきます。
ダイエットが続かないのはモチベーションが原因と勘違いしている
行動を無理やり我慢や忍耐で抑え込んでしまっている
ダイエットが続かないのはモチベーションや意思の問題ではありません。
ここを間違えてしまうと、失敗します。
人は誰しも日によってのモチベーションには差があります。
気持ちが落ち込んでいるときもあれば、ノッているときもあるし、疲れているときもあります。
そういった日によっての波はあります。
それに左右されるのを無理やり意思や我慢の力で抑え込むというのは続きません。
人はそんなに強くはできていません。
一時的には可能かもしれませんが、それを続ければストレスがたまってどこかに無理がかかってきます。
無理に押さえつけたものは、どこかで我慢ができなくなったときに反動で余計に抑えが利かなくなってしまいます。
気持ちが抑えられないほど嫌なことがあったときに、それまで抑え込んでいたものが爆発してドカ食いしてしまったりしてしまいます。
意志やモチベーションの問題ではないと理解する
ダイエットは短期的な成果を期待するものではありません。
長期的な継続をすることで達成されるものです。
日によってモチベーションが低いときもあるし、気持ちが落ち込むときもあるでしょう。
当然そういったときに本来の予定している食事量より食べ過ぎてしまうことも日によってあります。
問題はそこで罪悪感を抱かないことです。
罪悪感を抱いてしまうことで余計なストレスを抱えることになってしまいます。
そういうこともあると理解したうえで、淡々とリスタートすればいいだけです。
一つ失敗しただけでどうでもよくなって歯止めが利かなくなったりする経験はありますでしょうか?
「どうにでもなってしまえ現象」とでもいいましょうか笑
完璧主義の人ほどこの傾向があります。
0か100かみたいな感じになりやすい特徴があります。
人間は完璧な存在ではなく予測外のことも起こります。
食べ過ぎたことに罪悪感を抱くのではなく、事実としてただ認識するだけにしましょう。
そして、そういったことも踏まえたゆとりある気持ちでダイエットをすることが大切です。
ダイエットの目標設定が間違っている
ダイエットの数値の目標設定の決め方
ダイエットする場合は1ヵ月に体重の5%以内の減量が適切といわれています。
体重が60kgの人であれば1ヵ月で3kg以内といった具合です。
テレビや雑誌などで1ヵ月で10kg減量した方法とか見かけることがあるかもしれませんが、体にはよくない不適切な方法だったり過剰広告だったりします。
実際はそのような減量スピードは現実的ではなく不可能な数字なのでそういう目標設定にならないようにしましょう。
急激な体重の減少は脱水を招いたり、栄養不足での筋肉量減少を招きます。
現実的な目標設定としては、中期目標を1ヵ月2kg、長期目標を3ヵ月6kgなどであれば妥当かと思います。
その場合は、1週間で500g、2週間で1kgのペースになります。
短期目標を決めるときの注意点【行動目標を決めるべし】
ただ1週間で500gという増減は誤差の範囲でありえます。
前日の食事量や水分摂取量や排便のあるなしなどでも変わってきてしまいます。
このごく短期間の増減は体脂肪の減少を反映してるとは言い切れません。
そのため短期目標をこういう短い期間での体重の増減にしてしまうとよくありません。
最低でも中期目標の1ヵ月での増減を参考にしましょう。
では短期目標をどう設定すべきかということですが、数字ではなく行動目標を設定する方がいいかと思います。
初めは習慣化することが一番大切です。
体重の増減などの数字に意味を求めて一喜一憂するのではなく、最初に決めた行動目標を達成できているかを判断基準にしましょう。
短期・中期・長期目標の設定のポイント
それぞれ短期・中期・長期でどういう目標設定をするか意味や方法も異なります
以下にまとめます。
【短期目標】
・中期目標を達成するために必要な行動目標を設定すること
・1~2週間で習慣化すべき行動を目標にする
・その間の体重の増減は目標にはしない
【中期目標】
・1ヵ月で体重の5%以内の減少という数字での目標設定を立てること
・数字が達成できていなかった場合は、短期目標で立てた行動目標が数字を達成するために不適切だったと捉え、短期目標の見直しをすること
【長期目標】
・3~6ヵ月程度で目標とする体重に合わせて期間を設定すること
・体重の数値だけの減少を目標にせず、体重が減ったことでどうなりたいのかその先のイメージをしっかり持っておくこと
【短期目標】は習慣化すべき行動目標を盛り込むこと
【中期目標】は短期目標でかかげた行動目標が結果に表れているか確認すること
【長期目標】は達成することでどうなりたいかを明確にイメージすること
行動に対する結果のイメージがずれている
ダイエットは開始した最初の1~2週間で一番数字が変化します。
短期の減少で一番要因として大きいのは体内の水分量の変化です。
ここで数字が落ちて一喜一憂すると苦しむことになります。
この段階ではまだ体脂肪はそれほど落ちておらず、ほとんど水分量での減少です。
そこでは行動に対する結果が伴って続けたいと思えるわけです。
でもそこから先の1~2週間は最初の1~2週間より体重の落ち方がへります。
そこで自分が期待していた行動に対する結果が伴わずがっくりしてしまい、やめてしまおうかなという気持ちがでてきます。
ダイエットは右肩下がりに落ちていくわけではありません。
毎日の小さい波がありながら1ヵ月~3ヵ月など中長期で大きくみると下がっていくわけです。
つまり行動に対する結果は1ヵ月単位でみていかなくてはなりません。
そうすることで自分が努力した行動と結果が一致してくるので継続しやすくなっていきます。
もし、1日や1週間単位で数字に追われてしまうと失敗体験を感じてしまいます。
人は結果がでていない行動をいつか結果がでるはずと思って、そんなに長く継続できるものではありません。
まずは行動に対する結果が出て成功体験を感じることが大切です。
そのためには短期的な結果をみるのではなく中長期的な結果をみるようにしましょう。
継続するための方法やコツ
継続する方法が、モチベーションや意思の問題でないのであれば、継続するためにはどうすればいいのでしょうか?
継続するためには継続しやすくなる方法やコツをうまく取り入れることが大切です。
①ダイエットするときは我慢しすぎない
②食べ過ぎてしまったときにも罪悪感を感じず事実として認識するだけにする
③1~2週間の短期的な体重の増減を気にしない
④1~2週間で習慣化したい行動目標を立てる
⑤1ヵ月での体重の減少は体重の5%以内に目標設定する
⑥1ヵ月での体重の減少が目標に達していない場合は行動を見直す
⑦体重が目標に達してどうなりたいのかその先のイメージを明確にする
まとめ
ダイエットは楽して短期的な結果は望めません。
少しずつでも継続することが必要です。
そうなるといかにして継続するかが課題になります。
たまに食べ過ぎちゃってもいい、またリスタートすればいいだけだから。
そこで失敗体験や罪悪感を感じて「どうにでもなってしまえ現象」にならないことが肝心です。
精神論ではなくしっかりとした目標設定をして、どうなりたいかのイメージを明確に持つようにしましょう。
そうすることで、自分のペースで確実に目標に向かってすすめるはず!
継続は力なり!です
それでは、また!