・居眠り運転をして事故を起こしそうになったことがある
・授業中に眠気で話を聞き逃すことがよくある
このような悩みを解決する記事になっています。
この記事で紹介する「居眠りしないための事前の対策」を知ることで、会議中や運転中の眠気を起こしにくくすることができます。
理学療法士として学んできた医学知識も踏まえてお伝えします。
・仕事中や運転中などによく居眠りをしてしまい困っている
・授業中に眠くなって寝てしまって授業についていけない
・居眠りをしないように事前の対策をしたい
この記事では、会議中や運転中に眠くならないための予防方法を7つ紹介します!
①食事の時間を考慮
②糖質を控える
③仮眠をとる
④夜の睡眠の質をあげる
⑤カフェインをとる
⑥空調の温度を適切にする
⑦室内の換気をする
それでは、順番に解説していきます!
眠くならないための事前対策①【食事の時間を考慮】
食事後は胃などの内臓への血流量が多くなり、脳への血流量が低下しやすくなります。
また、食事後の血糖値の低下による眠気に襲われる可能性もあります。
もし大事な会議があって絶対に眠ってはいけない場合などは、食事の時間をずらすのもひとつです。
早めの食事を摂るようにしてみたり、それができなければ食事の量を減らすなどしてみてもいいでしょう。
眠くならないための事前対策②【糖質を控える】
食べ物の栄養素を大きく分けると、糖質・たんぱく質・脂質に分けられます。
この中で糖質が眠気にとってはやっかいな存在です。
たんぱく質と脂質では原則的には血糖値の上昇は起こりません。
しかし、糖質は血糖値の上昇に直結します。
一括りに糖質といっても種類によって血糖値の上昇のスピードも差があります。
ジュースやスイーツなどに含まれる砂糖や果糖などは特に要注意です。
また、同じ主食でも白米より蕎麦などの方が血糖値の急激な上昇は起こりにくいといわれます。
眠くなりにくい食事をとろうとすれば、できるだけ糖質を控えるようにしましょう。
眠くならないための事前対策③【仮眠をとる】
眠気がきそうであれば、いっそ事前に昼寝などの仮眠をとってみるのもいいかもしれません。
最近は昼寝の有効性が言われ始めており、有名な大企業などは昼寝を積極的に取り入れているところも増えています。
あまり長く寝すぎると逆効果のようです。
30分以内の短い昼寝をすると頭がスッキリして、午後からの仕事や授業に臨めるでしょう。
10~15分程度寝るだけでも結構スッキリしますよ。
仕事や授業での集中力もあがるなどのパフォーマンスの向上も期待できます。
もし昼休みに昼寝をできる環境であるなら積極的に取り入れてみてはどうでしょうか?
眠くならないための事前対策④【夜の睡眠の質をあげる】
夜の睡眠の質を低下させている要因は数多く存在します。
自分にとって何が原因なのか一度考えてみましょう。
そのうえで自分に合った睡眠の質をあげる方法を実践してみましょう。
一例として以下に示してみますので参考にどうぞ。
・寝具を自分にあったものに変える
・アルコールを摂取して寝ない
・寝る直前にスマホやパソコンを触らない
・熱すぎない適温のお風呂にゆっくりつかる
・日中に体を動かして、頭も使う
睡眠の質を上げたいのであれば、寝具を変えてみるのも一つの方法です。
首から肩まで覆うことのできるスリーパードクターズピローは、オススメです。
「陽だまりの休息」掛布団眠くならないための事前対策⑤【カフェインをとる】
カフェインには眠気を覚ます効果があります。
コーヒーやお茶を夜に飲んだら寝られなくなったりしますよね。
そのぐらいカフェインの作用は眠気対策には効果的ですよ。
僕自身も養成校での病院実習でレポートに追われて3時間睡眠で乗り切ってた時は、カフェインの錠剤を使用していました。
結構眠気吹っ飛ぶので効果的ですよ。
ここぞ!というときに使うといいですね。
眠くならないための事前対策⑥【空調の温度を適切にする】
人間は深部の体温が下がることで眠りに入ります。
眠気は室内の気温によっても影響を受けます。
特に冬場に室内の空調が温かく心地よい温度だと眠気を誘います。
少し寒いかなぐらいの温度設定にしておくと眠くなりにくいですよ。
その分、腹巻をしたり靴下を厚手のもの履いてみたりカイロを使用したりして、局所的に温めることで調整してみましょう。
眠くならないための事前対策⑦【室内の換気をする】
眠くなるとあくびがでたりしますよね。
脳の中が酸素が足りなくなるとあくびをして酸素を取り込もうとする反応が起こります。
密閉された空間で人が多くいたりすると、室内の酸素が少なくなって二酸化炭素が多くなります。
そうなると眠気がきやすくなります。
室内の二酸化炭素濃度が高くなりすぎないように、室内の換気を行っておくようにしましょう。
長時間の会議になる場合や運転時間が長くなる場合は、ときどき窓を開けたりしてみるだけでも眠気が吹っ飛んだりしますよ。
まとめ【居眠り予防には眠くならないための事前対策が大切】
事前に食事のタイミングや内容を考慮したり、前日の睡眠の質をあげたり仮眠をとったり、環境を眠くなりにくくするなどが挙げられます。
どれもちょっとした事前の工夫ですが、効果は大きいのでオススメです。
①食事の時間を考慮
②糖質を控える
③仮眠をとる
④夜の睡眠の質をあげる
⑤カフェインをとる
⑥空調の温度を適切にする
⑦室内の換気をする
居眠りの原因と対策についてもう少し詳しく知りたい方は、下記の記事で解説していますので合わせてどうぞ!
それでは、また!