セルフケア

体のゆがみを治すセルフケア方法【ストレッチポールの使い方と効果】

しーたす
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こんにちは!理学療法士のしーたす(@generalist_pt)です。
・背骨のゆがみが気になる

・骨盤矯正したい

・ストレッチポールの使い方がよく分からない

このような悩みを解決する記事になっています。

 

このような経験はありませんか?

・写真をとったらいつも頭が傾いている

・服の肩のところが左右ずれる

・整体などで骨盤が傾いているといわれたことがある

 

街中で背中がすごく曲がっている高齢者や左右の傾きが強くなっている人をみることありますよね。

もしかしたら将来あなたもそうなるかもしれませんよ!

姿勢の変化は自分では気づきにくいもので、気づいたときには手遅れになっているかも。

 

【本記事の内容】

・背骨や骨盤などの姿勢のゆがみについて

・姿勢のゆがみを治すストレッチポールとは

・ストレッチポールの使用方法

 

この記事を読むことで、ストレッチポールの正しい使用方法を知ることができ、姿勢のゆがみを改善することができます。

下記の文献も参考にしながら、理学療法士として学んできた医学知識や経験も踏まえて解説していきます!

・蒲田和芳:『コアコンディショニングとコアセラピー』.講談社,2008

 

こんな人にオススメの記事

・姿勢のゆがみの自覚があったり指摘を受けたことがある人

・背骨や骨盤のゆがみを矯正する方法を知りたい人

・ストレッチポールの使用方法を知りたい人

 

猫背だとか骨盤がゆがんでるとか姿勢が悪いと言われたことがある人にオススメのセルフケア方法をご紹介します。

しーたす
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背骨のゆがみや骨盤矯正をしたいなら、ストレッチポールを使用してみましょう!

ストレッチポールという道具をご存知でしょうか?

僕自身も普段使用していますが、すごく便利で効果も高いのでご紹介したいと思います。

姿勢は日々の習慣により変化する

姿勢 猫背

姿勢は日々の習慣などが積み重なって長い年月をかけて変化していきます。

若いうちは戻りますが加齢に伴う変化が加わると戻らなくなります。

 

【こういう人は注意】

①姿勢が悪いと人に指摘されたことがある

②写真をとったときにいつも傾いていたり肩が下がっている

③服の袖やズボンの裾が左右長さがずれる

④脚の組みやすさが左右で違う

⑤いつも同じ側にカバンを持ったりする

⑥ほおずえを同じ側でつくことが多い

⑦パソコンや事務作業などのデスクワークが多い

⑧ケガの後遺症や筋力のアンバランスなどがある

⑨運動習慣がない

⑩肩こりや腰痛がある

 

上記のような例にあげた日々の習慣で偏った使い方を続けることで姿勢に変化を生じます。

また痛みや筋力の左右差などで使い方に偏りが生じることも要因となります。

 

背骨や骨盤のゆがみによるデメリット

背骨や骨盤のゆがみがあるとどんなデメリットがあるのでしょうか?

あなたの体調不良や痛みの原因が姿勢にあるかもしれません。

姿勢の悪さが将来の問題につながることもあります。

 

【姿勢が悪くなるデメリット】

・肩こりや腰痛の原因になる

・将来の変形性関節症につながる

・見た目の印象が悪い

 

姿勢のゆがみを自分で予防するには

姿勢のゆがみを予防するにはどうすればいいのでしょうか?

姿勢のゆがみや変化は1日1日はわずかなものです。

それが「塵も積もれば山となる」ように姿勢が変化します。

つまり、この小さいまだ変化ともいえないような変化のうちに自分でケアすることが大切となります。

 

【セルフケアするべき理由】

・病院や整体にしょっちゅう行ってられない

・単発での治療や施術だけでは良くならない

・体のゆがみや長年の姿勢変化を戻すには日々のケアが大切

 

ストレッチポールの使い方

ストレッチポールとは

ストレッチポールとは

・円柱状またはハーフカットのものがある

・仰向けに寝転ぶように乗る用具

・筋肉が緩んだり姿勢の改善の効果がある

※ストレッチポールという名称は株式会社LPNによるものだけですが、類似品で特に問題ないかと思います。

 

ストレッチポールの基本的な使い方

ストレッチポールはただ乗るだけでも効果があります。

まずは乗るだけでもOKです。

応用的な使い方も色々ありますが、まずは基本を押さえましょう。

 

基本的な使い方は、以下のようになっています。

【ストレッチポールの使い方】

①ストレッチポールの上に骨盤帯~頭部までが当たるようにしてのる

②脊柱をポールに沿わせて自分の身体の中心を感じる

③四肢を脱力し四肢の重みを十分に感じる

④①~③の基本姿勢がとれたら3種目の予備運動を行う

⑤ベーシックセブンといわれる7種目を行う

 

ストレッチポールの基本姿勢

基本姿勢は以下のような形になります。

基本姿勢

 

ストレッチポールの予備運動

予備運動は以下の3種類となります。

予備運動1 予備運動2 予備運動3

 

ベーシック7のやり方

ベーシック7といわれる基本の7種のエクササイズは以下の通りです。

ベーシック1 ベーシック2 ベーシック3 ベーシック4 ベーシック5 ベーシック6 ベーシック7

 

ストレッチポール使用時の注意点

誤った方法で使用したりして、怪我や痛めないように注意が必要です。

怪我や病気を持っている方は、医師に確認のうえ自己責任のもとお願いします。

ストレッチポールを使用する際には以下に注意しましょう。

①リラックスできる環境で行う

②モニタリングは心地よさに焦点をあてる

③ストレッチポールにのる時間は15分以内

 

ストレッチポールの効果

ストレッチポールの効果

普段は姿勢を保つために背骨の周囲の筋肉が常に緊張しています。

ストレッチポールにのると、

・背骨だけに自重がかかる

・背骨の周囲の筋肉の緊張がゆるむ

・アンバランスになっていた背骨が整う

 

普段ではなかなか体感できない筋緊張のリラクセーション効果が得られます。

ストレッチポールにのったあとに床にぜひそのまま寝てみてください。

床に身体全体が吸い付くような感覚を体感できます。

※今まで床についておらず浮いていたところが着く感覚

 

ストレッチポールには、体幹を安定させる効果も期待できます。

円柱やハーフカットなどの不安定なところで体幹を保持することで、体幹のインナーといわれる深層の筋肉の収縮が促されます。

 

ストレッチポールを使用することで、関節の動く範囲も広がります。

不安定な場所で体幹を安定させた状態で四肢を動かすことで、今までは過度に固定に働いていた四肢や胸郭の可動域の改善が促されます。

【ストレッチポールの効果】

①筋肉が緩みほぐれる

②脊椎の一つ一つがリアライメント(姿勢修正)される

③ストレッチなどで伸ばせない細かい筋肉リラクセーション効果がえられる

④コア(体幹のインナー)の安定化が図れる

⑤胸郭や上下肢の可動域の改善

 

ストレッチポールを使用するメリット

ストレッチポールのメリット

場所をとるのが嫌な方はハーフカットタイプを2つ使ってもいいかもしれません。

いずれにせよ狭い部屋でも人が一人寝ころべるスペースがあれば十分です。

比較的安価でネットで手に入ります。

 

ストレッチポールに身体を預けることで、自分の体の感覚に注意を向けることができます。

自分の体の調子や筋肉の緊張を感じることができます。

短時間で効果を出すことができ、整体などを受けるのと違い再現性が高いです。

少しやり方を学べば自分で簡単に行えることもメリットといえます。

自分で行うため比較的安全性が高いといえます。

ただし痛みがあったりケガがある方は医師などに相談のうえ行うようにしてください。

あくまでも自己責任の範疇でお願いします。

 

【ストレッチポールのメリット】

①ネットで安価に手に入る

②人が一人寝ころべるスペースがあれば行える

③自分の体と対話することができ自分の体の感覚を感じることができる

④短時間で効果が出せ再現性が高い

⑤自分で行うことができる

⑥比較的安全性が高い(※ただし、使用は自己責任でお願いします)

 

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まとめ【自分で姿勢を治すストレッチポールがオススメ】

日々の習慣や筋肉のアンバランスなどから姿勢変化を生じます。

悪い姿勢は肩こりや腰痛の原因になったり将来的な変形性関節症の原因ともなります。

日々の変化はごくわずかであり、日頃自分でケアすることで姿勢の変化は予防できます。

セルフケアをするうえでストレッチポールは簡単に1人で行うこともできオススメです。

スポーツの現場や医療の現場でも利用されている安全なセルフケア方法の一つです。

ぜひ体のケアのひとつの習慣として検討してみてはいかがでしょうか?

それでは、また!

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