考え方

現役理学療法士が仕事内容や給料や将来性をぶっちゃける

現役理学療法士が仕事内容や給料や将来性をぶっちゃける
しーたす
しーたす
こんにちは!理学療法士のしーたす(@generalist_pt)です。 理学療法士と聞いてどんな仕事かピンとくる人はどのぐらいいるでしょうか?

僕が働き始めた頃はまだまだ認知度が低くて、理学療養士?何する人?と聞かれることも多かったです。

年々理学療法士人口は増えていってて、毎年1万人以上が国家試験に通って理学療法士免許を取得していってます。

なので、最近は結構認知度が高くなってきているとは感じるのですが、実際の仕事内容がイメージつく方はあまりいないかと思います。

10年以上理学療法士として働いてきて今も現役で働いている視点から、理学療法士の仕事内容や給料や将来性など書いてみようかなと思います。

僕自身がどんな仕事を日々しているのか紹介の意味もこめて赤裸々に書いてみますね。

これから理学療法士になろうと考えている人に参考になればいいなと思います。

こんな人にオススメの記事

・理学療法士がどんな仕事か知りたい人

・理学療法士をこれから目指す人

・現役理学療法士からみた理学療法士の現実を知りたい人

理学療法士になるには

理学療法士は国家資格なので国家試験を通らないと免許の取得ができないのですが、国家試験の受験にも条件が必要となります。

理学療法学科などの養成課程のある大学・短大・専門学校を卒業しないといけません

僕が理学療法士を志した10数年前なんかは、周りの人も知らないしテレビや本でも理学療法士という言葉さえみることもほとんどなかった。

僕自身も高校生の頃は看護師になろうかと思っていました。

なぜ看護師⇒理学療法士に目標が変わったのか?

高校生の職業体験で病院にいく機会があって、そのときに理学療法士という仕事を知ったのがきっかけです。

参加者が10人ぐらいいたなかで僕以外全員女の子で、そのときにこんな女性社会でやっていけないと高校生ながら思わされました笑

空き時間でリハビリテーション科も見学させてもらったときにしゃべった理学療法士の方の話をきいて、やりがいありそう!なりたい!と思わされたのが始まりです。

理学療法学科のある大学や養成校へ入学

僕が高校3年の頃は理学療法学科のある大学は国公立大学以外ほとんどなくて、私大とかも倍率10~40倍とかだった。

勉強おろそかにグータラしていた僕は受かるはずもないだろうし、落ちたら来年国公立大学受験しようと思い、一応私大を受けようかな程度のノリで受験しました。

そしたら、予想外に合格しちゃった。

学費面を考えると大変だったけど今思えば、浪人して国公立受かる保証もないし、現役で入学できてよかったとは思います。

今は理学療法学科のある大学がかなり増えているので、選ばなければ大学も全然難しくないんじゃないかな。

養成校側が受験者や入学者数の確保が大変だって話も聞くので。

ただ、正直、理学療法士として働くうえで専門学校卒と大学卒は関係ないので、世間体ぐらいしかメリットはないと思います。

大学院行くなら最終学歴でいえば変わらなくなったりしますしね。

学費について

医療系ならどこもそうだとは思うんですが、学費がべらぼうにかかります

実習用の特殊な機器などもいっぱいあるから、教育充実費とかで結構とられるんですね。

長期実習があったりするから諸費用とかも色々あったりするんですね。

実習中のマンスリーマンションとかも大学側が手配してくれます。

僕の場合は年間150万円✖4=で600万円ぐらいはかかったと記憶してます。

もちろん、奨学金は月10万円✖4年=480万円借りました。

入学金含めて最初に100万円ぐらいは家族に援助してもらいました。

僕の家庭環境ではそれが限界だったこともあり、あとの学費や生活費はほぼ自分で捻出しないといけなかったので結構大変でした。

毎月アルバイトをした分から足りない分の学費を捻出してたので、結構がっつりアルバイトはしてたけど小遣いはそんなになかったです。

もう一つは医学書は専門書なので本代がめちゃくちゃかかるんですよね。

一冊5000円~1万円とかもザラ

本の金銭感覚もおかしくなります。

今でも、理学療法関連の本で2000円代ぐらいでも安っ!と思ってしまいます笑

授業について

僕の場合は大学だったので、1回生ではほとんど教養科目なんですね。

結構テキトーにこなしてました笑

パソコンの授業だけはめちゃくちゃ役立ちましたね。

当時大学入学して初めてパソコン触ったし、フロッピーディスクからUSBに変わり始めた時代でしたから笑

ブラインドタッチ、word、excelとか最低限のことを授業でやってくれたので、パソコンに触れたことのない僕にはすごくよかった。

2回生~3回生は専門科目中心になるし、とにかくレポートばっかで忙しいです。

実習や国家試験は大変?

4回生は長期実習2ヵ月✖2回、ゼミでの卒業研究だけで授業はほとんどなかった。

就活もそんなに必要ないから実習を終えたら結構余裕でしたね。

当時は国家試験もほぼ90%後半とかだし落ちるほうが珍しかったですからね。

国家試験の勉強もほぼ12~1月からの1~2ヵ月ぐらいしかちゃんとやってなかったんじゃないかな。

今だと、年によって違うけど80%前後のときもあるみたいですし、大変ですね、、、

授業、実習など困難乗り越えたうえで、国家試験落ちて来年まで理学療法士として正式に働けないとか悲惨でしかない。

僕が国家試験受けたときは発表がめちゃくちゃ遅かったんですね。

病院に入職して1週間経ったぐらいに発表されてましたからね。

そこで落ちたのが分かったら最初の1週間の入職オリエンテーション受けただけで辞めることになるっていう笑

ただ、実習は本当に地獄でした。

2ヵ月の長期実習でハズレの病院に当たってしまうと大変なことになる。

病院によっては、人格否定当たり前だし、2~3時間睡眠とか徹夜当たり前だった。

完全に体育会系でした。

メンタル病んで実習中止になる子とか全然ザラにいてました。

僕より古い世代だと病院に泊まり込みとかも珍しくなかったらしいですし。

少し前に実習が原因で命を絶った事件があったこともあったんですね。

年々そういう体育会系の実習はなくなりつつあったんですが、その出来事以来かなり厳しくなったので、今の学生は安心してください

今はめちゃくちゃ実習はイージーモードになってますので。

理学療法士の仕事内容

理学療法士 ストレッチ

理学療法士って大変?

肉体労働、知的労働、精神労働のすべてが必要になる仕事かなぁと思います。

病院やクリニックや施設など環境によって違いますが、基本的にはどれかだけということないかな。

介助量の多い患者さんが多ければ肉体労働も多いし、論文や学会発表や勉強会発表などの知的活動もあるし、患者さんに寄り添う精神労働も結構きついときもあります。

この3つの労働バランスが自分にあった職場を選ばないと疲弊しちゃうと思います。

デスクワークだけとか、肉体労働だけとか、精神労働だけとかの仕事に比べるときつくないんじゃないかなと個人的には感じてますね。

たまに研修会とかで1日座ってたり、遠出して車4時間運転するとかめちゃくちゃ疲れるから、デスクワークの会社員や運送業の大変さは自分には無理だなと思ったりします。

あと、やりがいに関してはすごくあるので多少大変なことがあっても続けられる。

サービス提供側が感謝される仕事ってそうないですからね。

ほとんどの職種ってサービス提供側じゃなくてお客様側にサービスを購入してもらって感謝する側になりますもんね。

患者さんがよくなって達成感ややりがいを感じるうえに感謝されて給料ももらえるって最高じゃないですか!?

理学療法士の年齢層や男女比は?

理学療法士全体の平均が確か30代前半だったと思います。

職場によって違うとは思いますが、概ねどこの病院も20代~30代前半が5割~7割ぐらい占めているんじゃないかなという印象です。

男女比は全体的には男:女=6:4ぐらいみたいですね。

もう少し女性の方が少ない印象ありますが、出産や育休の方もいるからかと思います。

理学療法士と作業療法士の違いって?

ざっくりいえば、理学療法士は基本的動作能力(歩行など)の改善を図るために介入し、作業療法士は作業活動を通じて介入するという感じです。

昔は、理学療法士は下肢で作業療法士は上肢という病院も多かったと思います。

でも今は、それぞれが多様化してきていてお互い重なりあってカバーしている感じですね。

理学療法士が手をみたり作業活動に関わったりすることもあるし、作業療法士がスポーツ障害をみたりすることもありますしね。

免許を取得してからどう働くかが大切だと思います。

理学療法士の給料や将来性ややりがい

平行棒歩行 棒人形

理学療法士の給料はどのぐらい?

病院や施設であれば、だいたい年収400後半ぐらいが多いかなと思います。

経験年数にもよりますが500超えれば少し多い方に入ります。

公務員や一般企業と比べると20代前半では比較的もらってる方に入るかもしれません。

ただ、年数での昇給は微々たるものなので、20代後半以降は一般企業で昇給ガンガンしていく人たちに抜かれちゃいます笑

訪問リハに従事していれば、どれだけ件数をこなすかにもよりますが600~700もらっている人もいるみたいですね。

あとは、教員として働くか、研修会などを行うかしているような方々はもっともらっているかと思います。

理学療法士って将来性ある?

少子高齢化社会を迎えるうえで、需要はあると思います。

今までのように病院の中だけの限られた範囲では限界がありますが、今後職域はどんどん広がっていくんじゃないかな。

どう働きかけていくかによるとは思いますが、、、

理学療法士の政治力やビジネス力はかなり弱いですから、それ次第かもしれません。

理学療法士のスキルや知識は絶対に需要はあると思うので、どう活かしていけるかによるかもしれませんね。

個人的にはAIにとってかわられることのない将来性のある仕事だと思います。

理学療法士のやりがいやおもしろさ

知識欲があったり人間に興味のある方にはおもしろい仕事だと思います。

僕自身も本や文献を読んだり研修会や学会に参加するのが趣味みたいになってます。

あとは人に興味がある人は向いていると思います。

これだけ1人の患者さんと向き合う時間が長くて深い関わりができる医療職はないですからね。

リハビリでは毎日1時間以上1人の患者さんに関わったりするけど、医師や看護師ではそんなことはなかなかないです。

個人的にはやりがいがあっておもしろい職業だし生涯をささげてもいいと思える職業です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

僕個人の経験や考えなので、理学療法士ってこんなもんなのかなぁぐらいに話半分で思ってもらえればと思います。

養成校のときの話なんかは今はかなり様変わりしてるかもしれないです。

理学療法士の仕事に興味ある人に少しでも参考になればうれしいなと思います。

それでは、また!

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